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Brazil

ブラジルは「移民の国」。ヨーロッパ、アフリカ、アジア、原住民とさまざまな人種の人たちが一緒に暮らしています。食文化も複合的なことが特徴です。昼ごはんと夜ごはんにはお米を主食に食べますが、朝はパンを食べます。ブラジルの人の生活に密着したパン屋さん「パダリア」で、毎朝焼きたてのポンフランセースとそれに挟むハムやサラミとチーズのスライスを買ってきます。パパイヤを中心としたたっぷりの南国フルーツと食べるのがブラジルの朝ごはんの定番です。

朝ごはんはポルトガル語で「カフェ・ダ・マニャン」、直訳すると「朝のコーヒー」。ブラジルの朝ごはんにはやっぱりコーヒーが欠かせません。

熱帯フルーツを牛乳でシェイクしたドリンク、ビタミーナvitamina。朝の定番アボカドをはじめアサイーやマンゴーなどいろいろな種類があります。

ポンフランセースpão francês、訳すとフランスパンですが、フランスのバゲットほど固くなく外はサクッとしていて中が柔らかいブラジル独特のパン。ブラジルの人はみんなこのパンが大好き。口に入れやすいように潰して食べます。

グアバの実をゼリーにしたゴイアバダとブラジルを代表するミナスチーズを重ねて食べるポピュラーなデザート。ブラジルではロミオとジュリエットと呼ばれています。

原住民の主食であるキャッサバ芋の粉を使ったもちもちの食感のパン、ポンデケイジョpão de queijo。ポルトガル語で「チーズパン」という意味。

ボーロboloはケーキという意味。ブラジルの人は朝から甘いケーキを食べたりします。原住民が主食にしていたトウモロコシの粉を使ったボーロ・デ・フバなど。ボーロもパダリアで売っています。

朝ごはんにはフルーツfrutaをたくさん食べます。朝はぜいたくにパパイヤを一人で半分というのがブラジルの定番。その他にも様々な南国のフルーツが市場で安く売られています。

国旗があらわしているもの

緑は林業と農業、黄色は鉱業共和政が樹立した日のリオデジャネイロから見た星空。「秩序と発展」とポルトガル語で書かれた帯がまあります。

日本の約23倍!世界で5番目に大きい南米の国ブラジル。その国土の90%は熱帯雨林。

ブラジルのおはようは「Bom diaボンジーア」。よい日という意味です。陽気なブラジルの人たち。

サトウキビやコーヒー生産の労働力のためアフリカやヨーロッパを中心に世界各国から移民を受け入れてきたブラジル。多種多様な人種が住むので異質なものも許容する多様性豊かな社会です。

コーヒー生産量世界一位のブラジル。朝はグラスに濃いドリップコーヒーを淹れてミルクを注いだカフェコンレイチCafé com leiteにたっぷりの砂糖を入れて飲むのがブラジル流。また小さなデミタスカップで飲むカフェジーニョCafezinhoもよく飲まれています。

パン屋なのにカフェやバーも兼ねる、ブラジルの人の生活に密着したお店、パダリアPadaria。パン以外にもハムやチーズ、お菓子やケーキ、日用品なども売っていてとても便利。朝、子供が焼き立てのパンを買いに行く光景をよく目にします。日本のコンビニのようにいたるところにありますが、おいしいパダリアにはいつも行列が出来ています。

南米大陸でポピュラーなマテ茶。シマハオンというストローで飲むのが伝統的なスタイルですが、最近ではおしゃれなカップスタイルの市販品が売られています。プレーンタイプのほかピーチ味等のフレーバーもあります。

街の角にはたいていフルーツジューススタンドがあって、色とりどりの山積みされたフルーツから絞りたてのジュースを飲めます。自分の好みでフルーツをミックスしたり、牛乳や砂糖の量をオーダー出来ます。

先住民、ポルトガル人、アフリカ人の3つの文化がミックスしてブラジルではボサノバやサンバなどの質の高い音楽が発展しました。特にサンバはカーニバルのダンスとしてブラジル人にとって欠かせない文化に発展しました。

ブラジル連邦共和国 ☆首都:ブラジリア ☆最大の都市:サンパウロ ☆面積:851.2万㎢ ☆人種: 白人55%・混血38%・アフリカ系6% ☆公用語: ポルトガル語 ☆宗教: カトリック約65%、プロテスタント約22% ☆人口: 1億9840万人 ☆一人当たりGDP:12,340ドル(日本の一人当たりGDP:46,537ドル)

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