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USA

サンクスギビングの日はスーパーマーケットもお休みなので、前日までにたくさんの食料を買い込む姿をよく見かけます。感謝祭は別名「Turkey Day七面鳥の日」とも呼ばれ、遠く離れた家族もこの日は集まって、七面鳥を焼いて食べる習慣があります。翌日は食べきれなかったターキーをホワイトソースで絡めたクリームドターキーを朝ごはんにして食べます。

ハヌカは僅かな油が8日間燃え続けたという聖油の奇跡に基づいています。そのため油を使った料理を食べる習慣があります。一方、キリスト教ではサンクスギビング同様にお祝いにターキーを食べます。

感謝祭やクリスマスにはコーンシロップとピーカンナッツで作る甘いピーカンナッツパイやパンプキンパイがよく食べられます。

アップルサイダーはリンゴを原料にした飲み物。濾過していないので濁っていて炭酸は入っていません。リンゴの収穫に合わせてハロウィン、感謝祭、クリスマスによく飲まれ、香辛料を入れて温めたホットアップルサイダーも人気です。

アメリカのダイナーやファストフードの朝ごはんでよく食べられているホットビスケット。感謝祭などのイベントでも食べる習慣があります。イーストを使わずベーキングパウダーで焼いていて、サクッとしていますが中はふんわりしています。

ジャガイモを千切りにしたLatkeラトケは古くからドイツやスイスで食べられているものがユダヤ人によって広まったもので、油で揚げることからハヌカの朝ごはんとしてよく食べられています。

ジャムドーナツのsufganiyahスフガニヤも油で揚げることからハヌカの朝ごはんとして人気があります。

エッグノッグは感謝祭やクリスマスによく飲まれているアメリカの歴史ある飲み物です。卵と生クリームが入った甘い飲み物。

ジャガイモを千切りにしたLatkeラトケは古くからドイツやスイスで食べられているものがユダヤ人によって広まったもので、油で揚げることからハヌカの朝ごはんとしてよく食べられています。

各地の集会場などでは感謝祭の頃にホームレスなど「あまり幸運ではなかった(less lucky)」な人々に温かい七面鳥料理をふるまう習慣があります。

オレンジジュリアスはオレンジジュースとミルクをシェイクしたクリーミーなドリンク。

国旗があらわしているもの

赤は勇気、白は真実、青は正義を表しています。赤と白の縞模様は独立当時の13の入植地、星は現在の州を表しています。

様々な宗教の人が集まって暮らすアメリカでは、キリスト教に限った「メリー!クリスマス」ではなく「ハッピー!ホリデーズ」という挨拶が励行されています。12月には日本でもお馴染みのクリスマス以外にもユダヤ教の「Chanukkahハヌカ」やアフリカンアメリカンの「Kwanzaaクワンザ」といった祭事が続きます。

17世紀にイギリスからアメリカに移住したピルグリム・ファーザーズの最初の収穫を記念して、11月の第四木曜日に行われる「Thanksgiving Day感謝祭」。慣れない土地の農業に苦しむ彼らを見兼ねて助けてくれたネイティブアメリカンに感謝してお祝いをします。実際には大量虐殺の史実があり、イメージを払拭するためという説もあります。この日は学校も会社もお店もお休みとなって、週末にかけての連休を家族と一緒に過ごします。感謝祭の翌日はBlack Fridayと呼ばれ、一年に一番大規模なショッピングセールが行われます。

ハヌカはエルサレム神殿の奪回を記念するユダヤ教のお祭り。ハヌカは陰暦によって毎年開催日が変わりますが、8日間かけてお祝いをします。ハヌカは「光の祭典」とも呼ばれ、8本のロウソクが立つ特別な燭台にロウソクを立てて、毎日1本ずつ灯すロウソクの数を増やしていきます。

クリスマスはJesusイエスキリストの誕生日でアメリカでは家族と一緒に過ごします。サンタクロースは今のトルコのあたり出身の聖二コラス(Saint Nicholas)という司教がモデル。キリスト教の家庭はクリスマスイブには教会に行きます。

クワンザは1966年にカリフォルニア大学の教授が提唱して始まった比較的新しいお祭りで、12月26日から1月1日まで続きます。遠い祖国アフリカの文化や伝統を祝います。多くのアフリカンアメリカンはクリスチャンなのでクリスマスを祝いますが、同時にクワンザのお祝いもします。

アメリカ合衆国 ☆ 首都:ワシントンD.C. ☆面積:962.8万㎢ ☆ 言語:主として英語 ☆民族:白人72.4%、黒人12.6%、アジア系4.8% ☆宗教: プロテスタント58%、カトリック21% ☆ 人口: 3億875万人 ☆ 一人当たりGDP:53,101ドル(日本46,537ドル)

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