【イベントレポート】食を通してポルトガルを知るパーティー

November 26, 2019

10月・11月の朝ごはんの特集国、ポルトガルのパーティーを開催しました。

今回特集するにあたって朝ごはんの企画・ワークショップにご協力を頂いている、ポルトガル政府観光局局長のオットーさんと奥様で栄養士のリタさん、観光局スタッフの高岡さんをお招きし、ポルトガルについて食文化を中心にたくさんのことを教えていただきました。

 

今回のウェルカムドリンクは、カザル・ガルシア(Casal Galcia)とオレンジジュースを提供させていただきました。ポルトガル北部のヴィーニョ・ヴェルデのブドウを使った特産の微発泡ワインです。

 

 

ポルトガルパーティーメニューのラインナップ

 

→「ポルトガルの朝ごはん」メニューから

*トスタ・ミスタ

*サラダ・ミスタ

*フェイジャオン

*マルメラーダとナチュラルチーズ

 

→パーティーオリジナルメニュー

*ケイジョ(フレッシュチーズ)

*豚とアサリのアレンテージョ風

*バカリャウ・ア・ブラーシュ

*バカリャウのコロッケ

*カルト・ヴェルデ

 

→デザート

*パンデロー

*エッグタルト

 

ポルトガルは大航海時代の中心地だったこともあり、中欧や北欧、地中海、アフリカ、アジアなど様々な文化が流入してきました。主にスパイス、トマトやフルーツ、茶、香草が輸入され、世界中の食が集まりました。

 

まずは「ポルトガルの朝ごはん」メニューです。

 

 

こちらは、ハムチーズサンドウィッチのトスタ・ミスタ(下)とマルメラーダとナチュラルチーズ(上)です。”ミスタ”はポルトガル語で”ミックス”という意味。サンドされたモッツァレラチーズがとろけて美味しそうです。

 

 

ナチュラルチーズの上にのっているのが、マルメラーダというジャム。マルメロというカリンに似た果物で作ったジャムは、マーマレードの起源といわれています。18世紀にナポレオンが来訪した際にマーマレードがヨーロッパに普及したとされ、フランスではマルメロがなく、オレンジを代用したことから、今のマーマレードになったそうです。

幼少時代、オットーさんがお母さんと一緒にマルメラーダを作ったことを回想しながら作り方を教えてくれました。マルメロの皮も一緒にジャムにしますが、皮がかなり固く、一晩くらいつけてからジャムにしていたそうです。

 

 

フェイジャオン、ケイジョ、サラダ・ミスタです。フェイジャオンはうずら豆をトマトで煮込んだもの、ケイジョはポルトガルのフレッシュチーズです。1年中日照があるポルトガルでは、新鮮な野菜を使ったサラダを食べるのが習慣です。サラダ・ミスタはトラディショナルなポルトガルのサラダで、塩・こしょうとオリーブオイルのシンプルな味付けが特徴です。味付けにもこだわりがあり、塩田で最初に取れた、ミネラルや海の旨味が凝縮した塩を使うと、野菜自体の美味しさを引き立たせます。

 

 

デザートは、パン・デ・ローとエッグタルト。

パン・デ・ロー、なにか日本のお菓子に似ているような・・・?

そう、カステラです。ご存知の方も多いと思いますが、今では長崎以外でも広く知られ、食べられるようになったカステラは、このパン・デ・ローが起源です。

18世紀にパン・デ・ローが日本に伝わった際に、”卵白をツノがたつくらい泡立てる”工程をポルトガル語で”お城(castelo)のように泡立てる”ということで、日本人が”カステラ”と間違えて名前をつけてしまったことが一説にあるそうです。

 

 

みなさん、プレートにもりもりのせています!美味しそう!

 

 

 

パーティも後半戦です。

こちらは豚とアサリのアレンテージョ風。海の幸のアサリと豚肉という、

 

珍しい組み合わせの料理です。

 

 

カルト・ヴェールは、ジャガイモのスープで、キャベツやケールなどと一緒に作ります。仕上げにチョリソーとオリーブオイルをのせます。ポルトガルといえば、オリーブオイルですよね。

 

 

こちらがバカリャウ(鱈)を使った料理で、バカリャウ・ア・ブラーシュとバカリャウのコロッケです。ポルトガルでは鱈をたくさん食べる習慣があります。大航海時代に干し鱈を船旅に持っていったそうで、酒のつまみにもなり、カクテルやワインと一緒につまむと美味しいそう。

 

 

パーティに参加された方はポルトガルの料理を食べてみて、美味しかった!という声が多く、味付けも濃くなく自然な感じで日本の料理に近いこともあり、ポルトガルが身近に感じられたのではないでしょうか。中には今まで食べた朝ごはんで、ポルトガルが一番!と言ってくださるお客様もいらっしゃいました。

 

 

 

オットーさん、高岡さんにはポルトガルの歴史から食文化まで愛溢れるトークをしていただきました。ポルトガルには楽しんでいただけるものがたくさんあります。歴史ある国であり、ポルトガルに行った85%の人が「ポルトガルの人が良かった」と答えるそうです。ぜひ実際に行って本当のポルトガルを体験してください。オットーさんは、大きく手を広げてお待ちしています、とパーティを締めくくりました。

 

 

最後にご参加いただいた皆様で写真撮影!

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