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【イベントレポート】美味しいがいっぱいの国 ポルトガルの食文化をもっと知ろう!


11月28日に開催したポルトガルワークショップは、ポルトガル食材やワインを専門に扱うメルカード・ポルトガルの毛利宏乃さんを講師にお招きし、輸入者ならではのお話を聴きながら、実際に食材を試食し、「ポルトガルの朝ごはん」もお召し上がりいただきました。

”知る”というよりは”学ぶ”と言っていいほどにぎっしりとポルトガルの食を中心とした文化について教えていただき、ポルトガルをより身近に感じ、独特の文化や食を実際に現地で体験してみたくなりました。

参加者のほとんどの方が実際にポルトガルに訪れたことがあるそうで、今回はポルトガルラヴァーの7名の方が集結しました。まずは、ポルトガルの国や人についてです。

最近では、ワールドトラベルアワードでポルトがヨーロッパで訪れた街No.1に2年連続選ばれるなど、観光地としても人気が出てきており、世界の人がようやくポルトガルの良さに気づいたと言ってもいいほど。現地の人はその人気を喜びつつも、リスボンなど人気都市部の不動産の値上がりに困っているそう。これだけ世界から注目される都市には一度でいいから足を運びたくなりますよね!

その最近の人気の火付け役となったのが、セリエA・ユヴェントスFCのクリスティアーノ・ロナウド選手です。彼の故郷マデイラ島には CR7ミュージアム、ホテル、ブティックなどがあり、ホテル内のトイレにはこんなものが! 良く見てみるとサングラス型の鏡になっています。お部屋の内装もどんな風になっているのか、とても気になります。

ポルトガルはオレンジ大国で、16世紀に中国、ヨーロッパ、中東とポルトガル人がオレンジを運んだことで、ポルトガル人はオレンジを運ぶ人と呼ばれたそう。特に南のアルガルヴェで多く生産されています。

食事はテーブルセッティングが肝。毛利さんのご友人の食卓では、朝ごはんのセッティングを夜にしてしまうそう。朝使う調味料もテーブルにセットします。(右下)このように食卓の雰囲気を作ることを大事とする文化があり、みんなでご飯を食べることもその1つです。最近は子供の肥満予備軍の防止に、スマホやタブレットは持ち込まず、バランスの良い食事を推奨しています。これはどの国でも共通になってきそうです。

カフェもポルトガルを語る上で欠かせないものの1つです。

歴史的に美味しいコーヒー豆が手に入る条件が揃っていたこともあり、ポルトガル人は1日に2.5杯、人口の78%が毎日コーヒーを飲んでいるというデータもあるくらい、コーヒー大国でもあります。マクドナルドにもオーダーカウンターと別にカフェバーがあるくらい、カフェ文化は根強いそう。写真は、ボラ・デ・ベルリンとパステル・デ・ナタ(エッグタルト)。

たくさん学んだ後は、お待ちかねの試食タイムです。オリーブオイル・塩・パプリカペースト・はちみつをそれぞれ試食していただきました。

・オリーブオイル

なんと今回は、オリーブオイルをテイスティングしました! テイスティングと聞くとなんとなくワインを思い浮かべますが、オリーブオイルの場合は苦みや辛み、フルーティーさなどを確かめることができます。

まず、先生のお手本を見ながら、皆さんで実践! 小さなカップに入れたオリーブオイルを手で蓋・底を抑えてカップを回しながら温めます。口に含んだら口をイの形にし、吸い込むように味を確かめます。この時に舌で感じる苦み、刺激が辛み、鼻に抜ける香りがフルーティーさを表します。重油臭い、酢っぽい感じがするオリーブオイルは、オススメしないそうです。終わったら、口から吐き出します。

テイスティング中・・・。

試食したエキストラ・ヴァージン・オリーブオイルです。オリーブは絞れば絞るほどオイルが抽出できるため、品質が良いものからあまり良くないものまで、8種類もの分類が厳密になされています。その中でもエキストラ・ヴァージン・オイルは最上級のものです。

・塩

赤いテープと黄色いテープで結晶の大きさが違います。赤いテープが「塩の花」と呼ばれるミネラル・旨みが凝縮されたクリスタルのシーソルト。とても貴重です。黄色いテープは機械で生成されたシーソルト。塩の形成によって味も変わってくるそう。こちらを食べ比べてもらいました。

この塩は、ポルトガルの自然公園に設置されている塩田で、汚染、水銀、放射線量など厳格にチェックされた綺麗な水で作られています。

・はちみつ・パプリカペースト

クマちゃんはちみつの緑を試食します。緑はローズマニーニョ(ワイルドラベンダー)、赤はオレンジの花から作られています。ワイルドラベンダーは普通のラベンダーとは違い、独特な香りがせず、クセがなく優しい味です。非加熱タイプのはちみつなので本来の味が楽しめます。

赤パプリカと塩だけで作られたパプリカペーストは、日本の塩麹のように料理で使うそう。アレンテージョ風を作る際に、豚肉をパプリカペーストとガーリックなどを一緒に漬け込みます。

・3種類のワイン(微発泡のヴィーニョヴェルデの白・ロゼ、アズレージョ)

日本の国土の1/4の大きさのポルトガルですが、どこでもワインが作られており、年間一人当たりのワイン消費量は世界1位で、52リットルに及びます。リスボンは、化石が含まれる石灰土壌で、日当たり・風通しが良いので、ブドウの栽培には最適です。

オリーブオイルやパプリカペーストなどをバゲットと一緒に試食。お酒も進み、参加者の皆さんと毛利さんのトークも盛り上がります。

続いて「ポルトガルの朝ごはん」もお召し上がりいただきました。

ポルトガルに行ったことのある方はもちろん、インドの旧ポルトガル領の料理を研究している方や、ポルトガルのお菓子を作る和菓子屋さんなど、バラエティ豊かな参加者の方々。インドにポルトガルの植民地があったことや、日本で作るポルトガル菓子は、材料の味の違いなどで本場と同じに作るのが難しい、などなかなかディープなポルトガルトークで盛り上がるテーブル。ポルトガル未経験のイベントスタッフも撮影しながら、ポルトガルの奥深い側面を学ぶことができ、とても有意義な時間でした。

こちらは参加者に配られた、ミニポートワイン。手のひらサイズの可愛いポートワインです。ラベルに書かれた、”Pick your friend like you pike fruits” 。

なんだか陽気なイメージのポルトガルの人を表す言葉だなぁ、と感じます。

最後に参加者の皆さんでミニポートワインを持って記念撮影!

#ポルトガル #イベント

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