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Jordan
ヨルダンは「コムギ・ナン・オリーブ・タービル食文化圏」。ナンは粉にしたコムギを発酵させて平焼きにしたもののことでヨルダンではホブスと呼ばれます。タービルはアラビア語で香辛料のこと。強烈な香辛料を多用するのが特徴です。地中海周辺のアラブ諸国はほとんどがこの食文化圏に属し、もともと同じ国だったりするので食文化も似通ってています。ホブスは中空になっているので、そこにホンモスやファラフェルなどを挟んで食べます。サラダも挟みやすいように細かくカットされています。右手を使って食べます。飲物は煮立てたコーヒーの上澄みを飲むトルココーヒーがよく飲まれていますが、朝はとても甘いホットチャイを飲むのが一般的です。
地中海と紅海に挟まれた交通の要所で聖地エルサレムにも近いため昔から争いの絶えない地域です。かつてイギリスとフランスによって引かれた国境は直線的です。
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