Finland

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森と湖の国フィンランド。フィンランドには18万8千もの湖があります。夏は夜遅くまで明るい白夜になって、逆に冬は一日のほとんどが暗いまま。そんなフィンランドの人たちは短い夏を出来るだけ楽しむ方法と、長い冬を快適に過ごす方法を知っています。長い冬に備えて、夏にたくさんとれたベリーやキノコを使った保存食を作ります。

夏のフィンランドではテントの青空市がたくさん立ちます。初夏にはラディッシュやじゃがいもやレタスなどの新鮮な野菜、夏はベリー類が、秋はアンズ茸などのキノコが所狭しと並んでいます。また青空市周辺の夏季限定のオープンカフェにはたくさんの人が太陽とコーヒーを求めて集まってきます。

フィンランドではヨウルプッキjoulupukkiと呼ばれるサンタクロース。北部に広がるラップランドにある耳の形をした山にトナカイたちと一緒に暮らしています。

フィンランドではサウナは一家にほぼ一台あります。焼けた石に水をかけて蒸気を出すロウリュ löylyという方法で温度を上げるのがフィンランド式。白樺の若枝を束ねて作ったヴァスタvastaで体を叩いて新陳代謝を高めます。クリスマスイブにはサウナに入って身を清めるクリスマスサウナという習慣があります。

ルイスリンップ

ペルナリンップ

パパンコルップ

ナッキレイパ

パパンレイパ

カルヤランピーラッカ

フィンランドは寒くて小麦がよく育たないため、寒さに強いライ麦が作られています。朝ごはんには、ライ麦で作ったパンを数種類食べます。カルヤランピーラッカはフィンランド東部カレリア地方の伝統料理で、今ではフィンランドの国民的な料理として軽食や朝ごはんに食べられています。ミルク粥をライ麦の生地で包んだパイに、卵とバターで作るムナボイをのせていただきます。

フィンランドの朝に欠かせないのがコーヒー。フィンランドは世界有数のコーヒー消費国です。薄めのコーヒーにミルクをたっぷり入れるのが好まれます。子供はココアをよく飲みます。

フィンランドは朝ごはんにサラダを食べます。トマトやキュウリやレタスなどが普通ですが、クリスマスの時期には茹でたビーツやじゃがいもにサワークリームをかけて食べる特別なサラダのロソッリrosolliを食べます。

フィンランドでクリスマスの時期に特別に飲まれるグロッギglögi。カシスやぶどうジュースにスパイスやナッツが入っています。

鮭の塩漬け

魚の燻製

ソーセージ

​ハム

チーズ

ピクルス

ジュース

ジャム

長く厳しい冬に備えて、魚や肉や野菜、果物などを加工して保存食にする技術が発達しました。

ビルベリー

イチゴ

クランベリー

ラズベリー

カシス

クラウドベリー

フィンランドではたくさんの種類のベリーが採れます。採れたてのベリーはもちろん朝ごはんにも取り入れられ、ヨーグルトにのせたり、オートミール粥のなかにベリーが入っていたりします。ブルーベリーより果実が小さくて果肉が赤いビルベリーはフィンランドでよく食べられている野生のベリーです。

リンゴンベリー

白樺の樹液から作る甘味料のキシリトールは1976年に虫歯菌を抑える効果があることがわかり世界中で人気になりました。今ではフィンランドの大事な産業になっています。またフィンランドには虫歯予防のために水道水 にフッ素が入っている街もあるそうです。

国旗があらわしているもの

白は国土を覆う雪を、北欧各国との絆を反映しているとされる十字の青はフィンランドに ある数千の湖を表しています。 

フィンランド共和国 Republic of Finland

☆首都:ヘルシンキ ☆33.8万平方キロメートル(日本よりやや小さい) ☆言語:フィンランド語、スウェーデン語 ☆人口:550.9万人 ☆宗教:キリスト教(福音ルーテル派,正教会)  ☆一人当たりGDP:43,492ドル(日本38,894ドル) 

協力) Johanna Nousiainen  LIFE AND BOOKS  フィンランド航空

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